新安全基準R129適合のアップリカフラディアグロウは、赤ちゃんを平らに寝かせて乗せられるチャイルドシート。
初めての赤ちゃんをお迎えするときに、無事に退院した赤ちゃんを抱っこして家に連れて帰りたいのですが、平らに寝かせて使えるチャイルドシートなら安心ですよね。
でも、4歳頃までどうやって使っていけばいいのでしょうか…
「抱っこ」のときと同じような姿勢でいられるチャイルドシート
首や腰のすわっていない赤ちゃんを、平らに寝かせて乗せることができるベット型チャイルドシート
アップリカ【フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー】
アップリカ【フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティー プレミアム】
日本初の「新安全基準 R129」適合認証を取得したチャイルドシートです。
新安全基準 R129に適合したチャイルドシートは、今までのチャイルドシートの使い方とどう違うのかを詳しく調べてみました。
赤ちゃんの発育の段階に合わせてチャイルドシートを調整する理由
車に赤ちゃんを乗せるためには、赤ちゃんの成長ごとに適切に、チャイルドシートを使うことが大切です。
赤ちゃんの発育の段階に合わせてチャイルドシートを調整する理由は、赤ちゃんの身体の成長段階について知るとよく分かります。
赤ちゃんの抱っこのしかたの変化
- お誕生から3ヶ月を過ぎるくらいまで、赤ちゃんを抱っこするときには「横抱き」と言って両腕で赤ちゃんを平らに包み込むように抱っこします。

新生児から3ヶ月頃の赤ちゃんの首は、まだすわっていないからなんです。
赤ちゃんの首のすわりは、生後3ヶ月〜4ヶ月検診のときに医師が判断してくれます。
これより早い赤ちゃんも見られますが、多くの赤ちゃんは3〜4ヶ月頃には首がすわってきます。
早く首がすわってくれないかなぁ…
首がすわれば「縦抱き」ができるんだよねって、首のすわりは待ち遠しかったですね。
- 「横抱き」から「縦抱き」にできるようになると(首がすわった3ヶ月頃)、赤ちゃんにとって、「楽で心地よい抱っこのカタチ」があったりします。
- 起きている時間の赤ちゃんは、首がすわっても腰がすわるまでは、頭から腰、背中全体を包み込むように抱っこします。

ママが抱っこすると泣かないのに、寝かせると泣いちゃったり、赤ちゃんにとってご機嫌で安心な抱っこがあるんでしょうね…
赤ちゃんが腰を上げてハイハイをする頃、腰がすわってきたということになります。(個人差はありますが、だいたい8ヶ月頃と言われています。)
この頃には、しっかり縦抱きの抱っこができます。

赤ちゃんの成長に合わせた抱っこを、チャイルドシートで再現することが、赤ちゃんにとって心地よい乗り心地になるんですよね。
フラディアグロウ 1歳頃まで平らに乗せられるベッド型
出産して無事に赤ちゃんの退院のお迎えの日、チャイルドシートの用意は後からにして、赤ちゃんを抱っこしてタクシーで退院することもできます。
(タクシーはチャイルドシートを用意してなくても違反にはなりません)
1ヶ月検診には赤ちゃんを連れて病院に行ったりする用事があったり、急に熱を出したりして病院に行かなければならないときもあったり…
移動距離に関わらず、チャイルドシートの設置は義務なので早めの用意が安心かもしれません。

新生児期・乳児期の赤ちゃんをチャイルドシートに座らせるのが不安だと思うママやおばあちゃんは多いと思います。
フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティーの機能について丁寧に解説
日本初の「新安全基準 R129」適合認証を取得・2018年12月上旬、発売。
日本国以内において、UN規則No.129が最新基準です。
360°守る「平ら」なベッド型のチャイルドシート
新生児からおすわりができる前まで、まだ首も腰も座っていない月齢の赤ちゃんを平らに寝かせて乗せることが出来るチャイルドシートです
横向きベッドにして、身長40cm~70cm(新生児~1歳頃まで)まで使うことができます。
平らなベット型なら、お出かけ先で眠ってしまった赤ちゃんを平らに寝かせて乗せてあげられることも、1歳のお誕生日頃まで可能なんです。

赤ちゃんと一緒に退院の日を迎えたとき、赤ちゃんを平に寝かせておうちに帰れると安心ですよね。
新生児のときには、基本は家の中から赤ちゃんを連れ出すことはあまりないかもしれませんが、定期的な1ヶ月検診・3ヶ月検診…などの赤ちゃんの用事は出てきます。

お子さまが車内で眠っているあいだ、体を横にして寝かせてあげられるから、夜間のお出かけや車での遠出も安心ですね。
全身マモールクッション
赤ちゃんを平らに寝かせてあげられると、理想的な腹式呼吸ができます。
赤ちゃんにとって無理な態勢は、気道を圧迫してしまうのですね。
からだを頭から足先まで守る「全身マモールクッション」は、平らなベット型のチャイルドシートの中で赤ちゃんを守る構造になっています。
頭部から足まで360°すっぽりと柔らかく包み込こんで、乗り心地よく赤ちゃんの未熟なからだを守ります。

車の走行中は、カーブでの横揺れや段差、ガタガタ道…
大人は手すりにつかまったり、体感で体が倒れないようにできるけど、赤ちゃんは揺れや衝撃をそのまま受けてしまうということなんですね。

運転中に赤ちゃんがグズったり泣いたりすると、赤ちゃんが気になって運転どころではなくなってしまいます。
全身マモールクッションは、赤ちゃんを包み込みママが優しく抱っこしているような、0歳の赤ちゃんのための全身クッション。
なので赤ちゃんは心地よくて、安心して眠りについてくれると思いますよ。
後向きシート(首がすわるまでは、平らなベット型で使用します。)
フラディアグロウの後向きシートは、身長60cmで首がすわっている赤ちゃんから身長87cm (参考年齢:3カ月頃~2歳頃まで)使うことができます。

生後2〜3ヶ月の赤ちゃんは、起きている間は「抱っこしていないと泣く」なんて悩むママも多いんですよね。
私の赤ちゃんの頃の母子手帳に、ママの悩みが書いてありました。
フラディア グロウ ISOFIX 360°セーフティーは、成長していく赤ちゃんが後向きでも快適に足を伸ばして座れるように、ひろびろとしたスペースを確保してあります。

新安全基準R129では、15ヶ月まで必ず後向きでお子さまをチャイルドシートに乗せることが義務になっています。
15ヶ月ですから、1歳3ヶ月までということです。
歩き始めた赤ちゃんには、広々としたスペースで足を自由に伸ばして座れるスペースが必要なんですね。
サイドシールド
サイドシールドというのは、側面(ドア側)からの衝突をから赤ちゃんをより安全に守る新しい機能。
新安全基準R129に適合している機能で、前後の衝突試験に加え側面からの衝突にも赤ちゃんをより安全に守ることができる装備です。
前向きシート
フラディアグロウの前向きシートは、身長76cmかつ月齢15カ月以上~100cm(参考年齢:15カ月以上~4歳頃まで)体重は17.5kg以下まで使えます。
前向きシートでは、座面の奥行きが足の長さに合わせて調整できるようになっています。

1歳3ヶ月を過ぎてからチャイルドシートを前向きにして利用するのですね。
お子さまの体型に合わせて座る奥行きが調節できるから、4歳頃まで無理なく使えるということなんですね。

お子さまが歩けるようになると、みずから自分の座席によじ登って座ったりできるようになるんです。
この頃のお子さまの仕草は、とっても可愛いですよ。
前向きで設置したチャイルドシートの、自分の特等席によじ登る姿を想像しただけで、幸せな気持ちになってきます。
「ISOFIX」
フラディアグロウは、ISOFIX固定式
従来の3点シートベルトでの取り付けとは違い、もっと確実にしっかりと取り付けができる金属金具での取り付けだから、使っているうちに取付けたシートベルトがゆるんでしまったり、シートベルトの取付け間違いの心配がなくて安心です。
車に装備されている固定金具(ISOFIXバー)に黄色のコネクターを差し込むだけで、カンタンで確実にチャイルドシートの取り付けができます。
2012年7月以降に販売されたすべての新車にはISOFIXバー設置が義務づけられています。
アップリカフラディアグロウISOFIX360°セーフティー 発売2018.12
アップリカフラディアグロウISOFIX360°セーフティープレミアム 発売2018.12
まとめ
新安全基準R129適合のアップリカ フラディアグロウは、赤ちゃんの成長に合わせて形を変えていけるチャイルドシートです。
- ベッド型では新生児から12ヶ月頃まで使用することができる
- 首が座ってからの3ヶ月頃からは、後向きで使用ができるようになる

首が座った赤ちゃんが起きているときには、チャイルドシートを後向きに設置して、お昼寝中や夜間などはベット型で寝かせてあげると赤ちゃんも体を伸ばせていいのではないかと思います。
走行中はシートの向きを変えないでくださいね。
- フラディアグロウは、R 129側面衝突にも安全基準を満たしたチャイルドシート。

車の横揺れでも、お子さまの頭がふんわりした厚いクッションでサポートされていることは、とても安心感がありますね。
- R129では、生後15ヶ月までチャイルドシートを後向きで使用することが義務付けられました。

これまでは、1歳頃になればチャイルドシートは前向きで設置できるものと思っていたけど、これからは選んだチャイルドシートがR129適合なら、生後15ヶ月までは後向きで乗せるんですね。
- 15ヶ月以上(身長76cm)になったらチャイルドシートを前向きにして、正しい姿勢で座る
チャイルドシートの固定方法も、これまでのシートベルト固定よりISOFIX固定のほうが、ミスが少なく確実で簡単に設置ができます。
どんどん成長していく赤ちゃんが安全で快適に車に乗っていてくれることは、運転者にとってのストレスがなく、何より安心なことです。
チャイルドシートの良い点を最大限に使って、お子さまの成長を見守っていきたいですね。
こちらの記事でも、新生児から使える優れたチャイルドシートを紹介しています。
大切な赤ちゃんが車でのお出かけが好きになるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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