ワードプレスを利用していると「今すぐ更新してください」というアナウンスが、ダッシュボードに届くことがあります。
ワードプレスの更新です。
どんな更新でどんなメリットがあるのかの深掘りは、ダッシュボード>ホーム>イベントとニュース>ニュースで確認できます。
更新「アップデート」は、バグの修正・新しい機能の追加、セキュリティーの問題点修正などで行われます。
ですが、使っているテーマ(テンプレート)やプラグイン、自分独自で書き加えたCSSが対応できなかったりetc…様々な要素が重なってしまうと「予期せぬエラー」が発生してしまうこともあるのです…
ブログやサイトを作って間もない頃は、更新エラーがでても「やり直せばいいよ!」なんて強気かもしれませんが、半年〜1年とブログ運営しているサイトがバックアップを取っていなかった為に画面が真っ白!新たにWordPressのテーマのダウンロードからやり直すハメに…
そんなことが起きたら泣きます!やる気も無くなりそうでよね!ですからWordPressの更新前にバックアップを取っておくことが大切なのです。
サイト統計で利用しているCocoonお勧めのプラグインJetpackには、定期的にバックアップできる機能もありますが…(月額で有料)
そこで無料プラグインの「BackWPup」を使ってみました。
※グレードにより有料もあります。
無料のプラグインBackWPupで自動バックアップ
ダッシュボード>外観
「WordPress◯◯◯が利用可能です!今すぐ更新してください」
どんな内容の更新なのかを確認したいときは、
ダッシュボード>ホーム>イベントとニュース>ニュースで確認できます。
Cocoonの更新はテーマの更新、テーマのバージョンアップですから、上記のWordPressのバージョンアップとは別物です。
コクーンをもっと詳しく…Cocoonテーマの自動アップデート機能について>>>
ワードプレスのバージョンアップと、ワードプレステーマの更新は別物です。最初はややこしく感じてしまうかもしれませんね。
- WordPressの更新
- テーマの更新
- プラグインの更新
その他に、子テーマを自分でカスタマイズする前にもバックアップをしておくことが勧められています。
更新や何かのトラブルがあったときに、バップアップファイルを復元すれば前の時点まで戻れるということなんです。
定期的に自動でバックアップを取れると安心です!
そこでプラグイン「BackWPup」のインストールから設定までを解説していきます。
BackWPupをインストールする手順
ダッシュボード>プラグイン>新規追加
プラグインを追加の画面右側にある「プラグインの検索」に「BackWPup」と入力するとすぐに見つけることができます。
今すぐインストールして有効化します。
BackWPupは世界中の多くのかたが使っているプラグインなので、困った時にはすぐに調べることもでき安心です。
有効化するとダッシュボードの中に「BackWPup」のダッシュボードが表示されます。
ダッシュボードのBackWPupの中にある「新規ジョブを追加」から一般タブ
新規ジョブの追加
バックアップをするスケジュールと、何をどこにどんな形でバックアップするのかをここで決めていきます。
ジョブのタスクはデフォルトで☑︎チェックの入っているままで大丈夫です。
☑︎データベースのバックアップ
☑︎ファイルのバックアップ
☑︎インストール済みプラグイン一覧
アーカイブ形式は圧縮ファイルの形式です。
デフォルトで大丈夫。
☑︎Zip
※Windowsパソコンの場合は「Zip」
Macパソコンの場合は「Tar GZip」を選んでもOK。ファイルの圧縮時間が短くなります。
ジョブの宛先
デフォルト
☑︎フォルダーへバックアップ
※いろいろ慣れて中上級者となれば、バックアップ保存先も色々な場所に指定できる優秀なプラグインです。
変更を保存して、スケジュール設定に移動します。
大概はデフォルトのままで大丈夫です。
ジョブスケジュール設定タブ
スケジューラーの種類 ☑︎基本
スケジューラー ☑︎毎週
スケジュラーはブログの更新頻度を考慮して。
週に一度以上の更新があるなら「毎週」
月に一度程度なら毎月…
曜日と時間・分はデフォルトでは日曜日の深夜3時になっています。
スケジュラーの設定の目安としては、アクセスの少ない時間と自分のアクティブな作業時間を考慮して設定がいいですね。
変更を保存して次のタブ「DBバップアップ」に移動します。
DBバックアップ タブ
データベース(DB)バックアップタブもデフォルトでOKです。
バックアップファイルは圧縮ファイル「GZip」
難しい設定や何かをしている場合以外は、このままで特別な変更をせずに定期的なバックアップをとるジョブが出来上がります。
出来上がったジョブを確認してみる
ダッシュボード>BackWPup>ジョブ
新規追加から設定を保存したジョブにカーソルを当てて「今すぐ実行」をクリックすると、現在のデータのバックアップが開始されます。
↓実行中
↓実行ジョブ完了
これでバックアップが完了です。
バックアップデータの確認
ダッシュボード>BackWPup>バックアップ
開くと「バックアップアーカイブを管理」に移動できます。
こちらでは、バックアップデータの確認やダウンロードができます。
BackWPup>バックアップアーカイブを管理
サーバー上のフォルダーに、バックアップファイルが保存できています
赤で囲った部分にカーソルを合わせると「削除」「ダウンロード」が簡単にできます。
いつ、どんな不都合が起こるか分からないので「WordPress」や「テーマ」の更新の前には、バックアップを取りましょう。
プラグインBackWPupを利用すれば、簡単で安心ですね。
まとめ
WordPressのバージョン更新・テーマの更新・プラグインの更新の前にはバックアップを取りましょう。
プラグイン「BackWPup」を利用すると、自動で定期的にバックアップを取るスケジュールが簡単に設定できます。
BackWPupの設定は、デフォルトで大丈夫。
スケジュラーのタイプはブログの更新頻度に合わせて決める。
月に数回のブログ更新なら「毎月」を選んでおくと管理が分かりやすいと思います。
なるべくアクセスの少ない時間帯を選んで設定する。
更新での不都合、よく聞く問題発生
- WordPressを更新したら今までより使いづらくなった
- 新しいプラグインが干渉しあってCSSが書き換えられてしまったようだ
- 自作のCSSを追加して更新したら画面が真っ白になってしまった
いつどんな不都合が起きるか分かりません。
初心者さんにも簡単にバックアップができるプラグイン無料「BackWPup」がオススメです。