ワードプレスを利用していると「今すぐ更新してください」というアナウンスが、ダッシュボードに届くことがあります。
ワードプレスの更新?
どんな更新でどんなメリットがあるのかの深掘りは、ダッシュボード>ホーム>イベントとニュース>ニュース

昔のコトバ?「アップデート」
50代、すでに昔のインターネット用語の人?ままん(@takamaman52)ですが、そういうことなんです。
バグの修正・新しい機能の追加などをしたので、更新しましょうねという案内です。
ですが、使っているテーマ(テンプレート)やプラグイン、自分独自で書き加えたCSSが対応できなかったりetc…
様々な要素が重なってしまうと「予期せぬエラー」が…
ブログやサイトを作って間もない頃は、更新エラーがでても「やり直せばいいよ!」なんて強気かもしれません。
でも半年〜1年とブログ運営しているサイトが「更新エラーで真っ白」になってしまうこともあるんだとか。

そんなことが起きたら泣きますよね。
いや、病みそうです!
だから更新前にはバックアップをすることが大切です。
サイト統計で利用しているCocoonお勧めのプラグインJetpackには、定期的にバックアップできる機能もありますが…(月額で有料)
そこで、バックアップ用の無料プラグインには「BackWPup」
※グレードにより有料もあります。
無料で利用できるプラグインBackWPupで自動バックアップ
ダッシュボード>外観
「WordPress◯◯◯が利用可能です!今すぐ更新してください」
どんな内容の更新なのかを確認するとき
ダッシュボード>ホーム>イベントとニュース>ニュース
使用中のテーマCocoonの「新しいバージョンが利用できます。今すぐ更新」とは別物です。
Cocoonの更新はテーマの更新、テーマのバージョンアップです。
もっと詳しく深掘りしたいときは、Cocoonテーマの自動アップデート機能について>>>

ワードプレスのバージョンアップと、ワードプレステーマの更新は別物なのですが、WordPressを使い始めた頃には意味が分からないって「あるある」ですから気にしないで!
また、各プラグインの更新も別物です。
- WordPressの更新
- テーマの更新
- プラグインの更新
その他に、自分でカスタマイズする前にもバックアップをしておくことが勧められています。

更新や何かのトラブルがあったときに、バップアップファイルを復元すれば前の時点まで戻れるということなんですね。
ここからは定期的に自動でバックアップを取れるプラグイン「BackWPup」のインストールから設定までを解説していきます。
BackWPupをインストールする手順
ダッシュボード>プラグイン>新規追加
プラグインを追加の画面右側にある「プラグインの検索」に「BackWPup」と入力するとすぐに見つけることができます。
今すぐインストールして有効化します。

BackWPupは世界中の多くのかたが使っているプラグインなので、困った時にはすぐに調べることもでき安心です。
有効化するとダッシュボードの中に「BackWPup」のダッシュボードが表示されます。
ダッシュボードのBackWPupの中にある「新規ジョブを追加」から一般タブ
新規ジョブの追加
バックアップをするスケジュールと、何をどこにどんな形でバックアップするのかをここで決めていきます。
ジョブのタスクはデフォルトで☑︎チェックの入っているままで大丈夫です。
☑︎データベースのバックアップ
☑︎ファイルのバックアップ
☑︎インストール済みプラグイン一覧
アーカイブ形式は圧縮ファイルの形式です。
デフォルトで大丈夫。
☑︎Zip
※Windowsパソコンの場合は「Zip」
Macパソコンの場合は「Tar GZip」でも大丈夫
ジョブの宛先
デフォルト
☑︎フォルダーへバックアップ
※いろいろ慣れて中上級者となれば、バックアップ保存先も色々な場所に指定できる優秀なプラグインです。
変更を保存して、スケジュール設定に移動します。

初心者さん向けには
大概はデフォルトのままで大丈夫。
ジョブスケジュール設定タブ
スケジューラーの種類 ☑︎基本
スケジューラー ☑︎毎週

スケジュラーはブログの更新頻度を考慮して。
週に一度以上の更新があるなら「毎週」
月に一度程度なら毎月…
曜日と時間・分はデフォルトでは日曜日の深夜3時になっています。

スケジュラーの設定の目安としては、アクセスの少ない時間と自分のアクティブな作業時間を考慮して設定がいいですね。
変更を保存して次のタブ「DBバップアップ」に移動します。
DBバックアップ タブ
データベース(DB)バックアップタブもデフォルトでOKです。
バックアップファイルは圧縮ファイル「GZip」
難しい設定や何かをしている場合以外は、このままで特別な変更をせずに定期的なバックアップをとるジョブが出来上がります。
出来上がったジョブを確認してみる
ダッシュボード>BackWPup>ジョブ
新規追加から設定を保存したジョブにカーソルを当てて「今すぐ実行」をクリックすると、現在のデータのバックアップが開始されます。
↓実行中
↓実行ジョブ完了

これでバックアップが完了です。
バックアップデータの確認
ダッシュボード>BackWPup>バックアップ
開くと「バックアップアーカイブを管理」に移動できます。
こちらでは、バックアップデータの確認やダウンロードができます。
BackWPup>バックアップアーカイブを管理

サーバー上のフォルダーに、バックアップファイルが保存できています
赤で囲った部分にカーソルを合わせると「削除」「ダウンロード」が簡単にできます。
いつ、どんな不都合が起こるか分からないので「WordPress」や「テーマ」の更新の前には、バックアップを取りましょう。

プラグインBackWPupを利用すれば、簡単で安心ですね。
まとめ
WordPressのバージョン更新・テーマの更新・プラグインの更新の前にはバックアップを取りましょう。
プラグイン「BackWPup」を利用すると、自動で定期的にバックアップを取るスケジュールが簡単に設定できます。
BackWPupの設定は、デフォルトで大丈夫。
スケジュラーのタイプはブログの更新頻度に合わせて決める。
月に数回のブログ更新なら「毎月」を選んでおくと管理が分かりやすいと思います。
なるべくアクセスの少ない時間帯を選んで設定する。
更新での不都合、よく聞く問題発生
- WordPressを更新したら今までより使いづらくなった
- 新しいプラグインが干渉しあってCSSが書き換えられてしまったようだ
- 自作のCSSを追加して更新したら画面が真っ白になってしまった
いつどんな不都合が起きるか分かりません。
初心者さんにも簡単にバックアップができるプラグイン無料「BackWPup」がオススメです。
コメント