初めての赤ちゃんをお迎えする出産準備にチャイルドシート選びがあります。
新生児から6歳未満までは、車に乗せるときには必ずチャイルドシートが必要だからです。
チャイルドシートは交通事故の被害から幼児を守ります。
幼児を自動車に乗せて運転する時は必ずチャイルドシートを使用しましょう。
自動車の運転者は、チャイルドシートを使用しない6歳未満の幼児を乗せて、 運転してはならないことが決められています(道路交通法第71条の3第3項)。
でも、たくさんの種類があってどれを選んだらいいのか迷いますよね。
この記事では、【チャイルドシートアセスメント2023.3】で公表されているより信頼できる安全性の高い製品の中から、新生児から使えてママに嬉しい回転式で日よけ(サンチェード)の付いているチャイルドシートを選んでご紹介しています。
新生児から4歳まで使えるチャイルドシート:回転式で日よけ(サンシェード)付から選ぶメリット
新生児から4歳まで使えるチャイルドシートは、新生児から1歳頃まではチャイルドシートの向きを後向きに設置し、1歳過ぎからは前向きに置き換えて設置します。
チャイルドシート 回転式のメリット
回転式チャイルドシートを使うと、赤ちゃんの乗せ降ろしの時にチャイルドシートの向きをドア側に回転させると、赤ちゃんへのハーネスベルトの装着がしやすくなります。
新生児から後ろ向きで使用していたチャイルドシートは、お子さまの身長が76cm以上になり、かつ月齢が15ヶ月を超えると、チャイルドシートの向きを前向きに変更します。
この際、回転式チャイルドシートは、ISOFIXで固定されたシート本体ごと向きの変更をしなくても、チャイルドシートの向きをクルッと回転させるだけなので、ママにも簡単です。
日よけ(サンシェード)付きチャイルドシートのメリット
日中、車に乗っていると顔や腕に日差しを感じますね。
春先からなどは特に、肌の日焼けが気になってきたり、日差しが目に入りまぶしくてサンシェードを下ろしたりすることと思います。
チャイルドシートを後部座席に後向きに設置した時、赤ちゃんはほぼ上を向いて寝ている状態になっています。
車の窓から差し込む光を、そのまま受けているんです。
日よけ(サンシェード)が付いていると、赤ちゃんの肌や目を、車中に降り注ぐ紫外線や紫外線の熱、光りから適切に守ることができます。
日よけ(サンシェード)付きのチャイルドシートには、赤ちゃんの睡眠リズムを乱さないようにするための役割もあります。
新生児から3〜4歳頃までの睡眠時間は月齢によって変わってきますが、日よけ(サンシェード)によって車中で眠っている赤ちゃんの睡眠を守ることができます。
新生児から4歳まで使えるチャイルドシートおすすめ3選
チャイルドシートの選ぶとき基本的ポイント
- 車にISOFIX金具が装着されているか確認しておくと、選びやすくなります。
- 車の座席の幅や奥行き、車の座席から天井までの広さのを把握しておくと、チャイルドシートを車に乗せたときのイメージがしやすくなります。
コンビ クルムーヴ ISOFIX
新安全基準R129適合
奥行きがコンパクトなので軽自動車・コンパクトカーに乗せやすい
- ISOFIX取付専用
- 回転とリクライニングが指一本の操作でできる
首や腰がまだすわっていない赤ちゃんを車に乗せるときのシーンを、思い浮かべてみてくださいね。
ママがひとりでドアを開けるときは、片腕で赤ちゃんを抱いてからチャイルドシートに赤ちゃんを乗せる動作をします。
マザーバッグにミルクやオムツを入れて片腕にかけていたりもしますよね。
片手で抱くのは、赤ちゃんも不安定な姿勢です。
ママにとっても、重たい動作や複雑な動作は負担になるんですね。だから、指一本で楽々操作がいいんです。
- 新生児から可能な限りシートを寝かせて使える
赤ちゃんの快適性に配慮して、可能な限りシートを寝かせた状態で乗せられるベット型。後ろ向きの姿勢で背中の広い範囲で受け取ると衝撃は分散します。
安全性は最重要です。
コンビの最新チャイルドシート「クルムーヴスマート」の全製品には、超・衝撃吸収素材 頭部エッグクッション 座面3Dエッグショッククッションが装備されています。
- 大きな日よけ
赤ちゃんを眩しい日差しや紫外線、エアコンの風やホコリから守る。 -
ままん
お昼寝時間にお出掛けしなければならない時でも、赤ちゃんの睡眠リズムを崩すことなく車に乗せることができるのは、ママの負担が減りますよ。
泣かないでよく寝てくれていると、ママは安心して運転できます。 - コンパクト設計
ママの軽自動車に乗せても車内のスペースが確保できる。
「後部座席にチャイルドシートを取り付けたら、運転席や助手席のシートを前にずらさなくちゃいけなくなってしまった!」
という心配もなくチャイルドシートが取り付けられるところは嬉しいですよ
- 通気性を考えたエアースルーシステム
チャイルドシート本体と、立体メッシュシートに通気孔がついている。
夏になると車内のチャイルドシートの熱も気になります。
私も経験しましたが、夏の昼間、日差しが強いところに車を停めておくとチャイルドシート本体(硬い部分のこと)が熱くなってしまうことがあるんです。
そんなとき、赤ちゃんを乗せるのがとても心配になりました。
コンビ クルムーヴ ISOFIX
ISOFIXで固定するタイプ
エールベベ クルット ザ・ファースト2
【AILE BEBE】エールベベ は日本のブランド。
50年以上にわたりカー用品の企画・開発をおこなっている【カーメイト】のチャイルドシートブランドで日本製です。
新安全基準 R129適合
- 360°サイレントターン
片手でレバーをにぎって回すだけで静かに回転するので、ママの力でも片手でラクラク赤ちゃんを抱っこしたまま操作することができる。
エールべべの最新モデルも、ママが片手で回転できる機能がついています。
- 大きな日よけは、位置を前後どちらでも調節できるフレキシブル調整
メッシュウインドウ付きだから、大きく日よけをかぶせても赤ちゃんの様子が確認できて熱や湿気がこもるのも軽減。
昼間、車を運転していて日差しがまぶしくてサンシェードを下げるとき、前方を下げたり、下げたサンシェードを窓側に向けたりすることがありますよね。
確かに言われてみれば、日よけが前も後ろもカバーできたら助かりますよね。
- ダブルホワイトクッション
ヘルメットなどにも使用されている厚さ40mmの衝撃吸収材「衝撃吸収ホワイトクッション」で万が一の衝撃から赤ちゃんの頭部を守る。
ブレーキやカーブでも、赤ちゃんの頭がグラグラ揺れるのを防ぐ「ふわふわホワイトクッション」
首を横にガクッと倒して眠っている赤ちゃん、見た目も苦しそうで不安になります。
頭部を守る安全対策は、万全に考えたいですよね。
- エアホールが1695個
チャイルドシート本体(硬い部分)にエアホールが16959個もあります。
赤ちゃんの背中側は、ほとんどメッシュ穴というイメージです。
炎天下に駐車したチャイルドシート本体って、本当に熱くなるんですよ!
エアコンで早くチャイルドシートの熱を冷ますことができることと、頭にも背中にもたくさん汗をかく赤ちゃんのムレや不快感が和らぐことは、ものすごい安心です。
- ジャンピングハーネス
赤ちゃんを乗せるときに、肩ベルトがシートにあるとベルトを左右に広げてから赤ちゃんをのせなければなりません。
エールべべのクルットでは肩ベルトのロックを外した状態の時に肩ベルトが跳ね上がり、赤ちゃんを乗せるときに肩ベルトが外向きに開いていてすぐに乗せることができるようになっています。
確かに赤ちゃんを片手で抱いてチャイルドシートに寝かせるとき、ベルトが赤ちゃんの下にもぐってしまっていたら、わずらわしいと感じますよね。
使ってみなければ気がつかない細かな配慮がいいですね。
- チャイルドシートのカバーは洗濯機で丸洗いOK!
肩ベルトを外さなくても脱着できる!
2つのラクラクだから、Wらくらくウォッシャブルカバー
汗やほこり汚れだけでなく、赤ちゃんの頃はミルク汚れ、幼児期になるとジュースやお菓子を食べこぼしたり…
すっきりと全部外して洗濯機で洗える!
シートカバーを洗っている間に本体部分のお掃除もできて、長く清潔に使えそうです。
3 アップリカ クルリラ
Aprica (アップリカ) 回転式チャイルドシート クルリラ
【ISOFIX固定+フットステップ付き】 ※新安全規則R129適合
新生児から4歳頃まで
後向き:身長40cmから83cmまで
前向き:身長76cmかつ月齢15ヶ月以上から100cmまで(体重18kg以下)
- 大きくなってもゆったり座れる設計、足を乗せられるフットステップで座った姿勢が安定します。(フットステッップ付きはクルリラが日本初!)
- ISOFIX固定で簡単確実な取り付けができる
- 片手でワンタッチで360°回転できる
お子さまの乗せおろしがスムーズにできる
後向き・前向きシートのどちらでも7段階のリクライニングが片手でできる - ヘッドレストと肩ベルトの位置は、成長に合わせて8段階に細かく調節、片手で簡単
- シートカバーは洗濯機で洗える
車への取り付けや赤ちゃんの乗せおろしのしやすさは、ママにとって安心感がありますよね
- フレックスシェード
日差しに敏感な赤ちゃんを守るフレックスシェード
まとめ
初めてのチャイルドシート選び、とてもたくさんの種類のチャイルドシートが販売されていてどれを選んだらいいのか、本当に迷うと思います。
大切なことは、赤ちゃんが快適で安全に乗っていられることと、ママの操作性。
- 赤ちゃんは、一人で体の向きを変えることができない。
- 赤ちゃんは、たくさんの汗をかく。
- 赤ちゃんは、眠る時間が長い。
体や首がグラついたら、危険ですし赤ちゃんは息苦しくて泣き出すでしょう。
汗ダクになったら、きっとグズります。
眠たいのに眠れなかったら、泣き出しますよね。
この3点を考えながら、チャイルドシート選びに大切なことが分かってきます。
首や腰がすわるまでは、チャイルドシートの角度と、お腹が沈み込まない構造が安心して使えそうですね。
また、チャイルドシートは夏場や炎天下の駐車では、驚くほど熱くなります。
購入するときには気がつかなかったチャイルドシート使用上の注意点を、事前に知っておいてから製品選びをすることは大切です。
過去には、安全基準に適合していないチャイルドシートがインターネット上で流通している実態もあったのだそうです。
過去にはこのような新聞記事が…!
国の安全基準を満たさないチャイルドシートがインターネット上で販売されていることが、日本自動車部品工業会(東京)の調査で分かった。複数種類が出回っているが、国内の流通量ははっきりしない。いずれも正規品より極端に強度が低く、事故時の安全性はほぼ見込めないという。使用した場合、ドライバーは道路交通法に抵触する可能性があり、国土交通省は正規品を示す「Eマーク」を確認して購入するよう注意を呼びかけている。
引用 毎日新聞 2016.9.23記事
チャイルドシートは続々と、新安全基準に適合する新製品が登場してきています。
チャイルドシートは、6歳未満のお子さまが車に乗るときに必ず必要なものです。
大切な赤ちゃんの快適さ、ママの使いやすさをよく考え、ご家庭やライフスタイルに合わせて、後悔しないお品選びをしたいものです。