新生児の頃はお部屋の中や近所での日向ぼっこで過ごしていた赤ちゃんも、1歳の誕生日を過ぎる頃には車での外出も日常的になってきますね。
我が家の孫もようやく1歳を迎え、これからの成長がますます楽しみな私 ままん(@takamaman52)です。
車に乗せるとご機嫌になる孫で、嫌がらずにチャイルドシートに座っているのでママも安心して運転できてる様子です。
今回の記事では、1歳から11歳頃までのお子さまの成長に合わせてロングランで使えるチャイルドシート2種について、使い方とメリットを調べてみました。
コンビ セイブトレック・アップリカ フォームフィットの比較
1歳頃から11歳頃までのお子さまの成長に合わせて、高さも横幅も調節できるチャイルド&ジュニアシートがベビー用品メーカーの「コンビ」と「アップリカ」から発売されました。
どちらの製品も1歳頃〜3・4歳頃までは5点式ハーネスベルトを利用してお子さまを乗せるチャイルドシートで、体重が15kg以上(身長の目安:95cm〜 年齢の目安:3歳頃〜)になったら5点式ハーネスベルトを外して、車のシートベルト使ってお子さまを乗せるジュニアシートとして長く使えます。

お子さまの成長に合わせて長い期間使えるということで、お買い得感がありますよね!
チャイルドシートとしての使用期間と使用方法
- 体重:9kg以上〜18kg以下
身長の目安:70cm〜105cm
年齢の目安:1歳頃〜4歳頃 - チャイルドシートは前向きに固定
ISOFIXとトップテザーでの固定
ISOFIXバーとは、ISOFIXチャイルドシートを取り付けるために、座席に装備された金具(バー)です。
トップテザーアンカーとは、テザーベルトフックを固定するために、車両に装備された金具(バー)です。
長い期間、車内で固定して使うチャイルド・ジュニアシートなので簡単でしっかりと取り付けできることは大切です。また新生児〜4歳頃までのチャイルドシートにあるサポートレッグを使用しないので、足元がスッキリとしている点も利便性がありますね。
ジュニアシートとしての試用期間と使用方法
- 体重:15kg以上〜36kg以下
身長の目安:95cm〜145cm
年齢の目安:3歳頃〜11歳頃 - インナークッションと5点式ハーネスベルトを外し、チャイルドシートの背もたれと車のシートベルトを利用してお子さまを安全に乗せることができます。
出典:平成30年学校保険統計(文部科学省)より
法律では6歳になればチャイルドシートは必要がなくなり、車のシートベルトを着用することになります。ですが、お子さまの身長が140cm過ぎるまでは車のシートベルトを安全に使うことができません。
急ブレーキや追突・衝突事故などで、車のシートベルトがお子さまの首を圧迫してしまったりお腹に食い込んでしまったりするリスクがあるからです!

幼稚園や小学校低学年の頃は、車の中であろうとじっとしていられず動き回りたくなってはしゃぎ出したり、そうかと思えば眠ってしまったり…
シートベルト無しでは安全な姿勢を保つことはできませんね!

少しの時間ならと乗せた車で事故に遭い、大切な子どもに怪我をさせてしまっては取り返しがつきません!
シートベルトをしないで同乗し、急ブレーキの弾みで前歯を折ったという出来事は世間でよく耳にする話です…
コンビとアップリカ|便利な機能の比較
コンビとアップリカの新製品 1歳から11歳まで一台で対応するチャイルド・ジュニアシートですが、大きな違いはどこにあるのか確認したところ、リクライニングと通気性の点だろうと思いました。
- シートをリクライニングさせると座席が前に動いて居住スペースが広がるアップリカ フォームフィット
- チャイルドシート本体にエアホールがある通気性のコンビ セイブトレック
メーカー価格はどちらも同じです!
■リクライニング機能の比較
運転中の車内で小さなお子さまが眠ってしまうシーンもよくあります。そんなシーンの時、シートに乗せたまま簡単な操作でリクライニングさせることができることは大変に便利です。
シートをリクライニングさせることで、眠ってしまったお子さまの頭と体を背もたれがしっかりと包み込み、快適な姿勢を保つことができます。
■通気性機能の比較
お子さまは汗をとてもよくかきます。遊んだ帰り道や眠っている間に頭も背中も汗でびっしょり…というシーンは日常ですね。
チャイルドシート本体の左右に空気孔のエアーホールがあり、シートの背面に熱がこもるのを防いでいる構造の「コンビ セイブトレック」
速乾性のあるメッシュシートのシートカバーを採用している「アップリカ フォームフィット」
1歳から11歳まで使えるチャイルドシートを選ぶ理由
赤ちゃんが生まれたらすぐ乗せることができる新生児から使えるチャイルドシートは、1歳までのベビーシートまたは新生児〜4歳頃まで使えるチャイルドシートが主流です。
シートベルトを正しく着用するためにはお子さまの身長が140cmくらいからです。身長が140cmを超える年齢は、10歳(小学5年生)頃です。
チャイルドシートを卒業したあとは、シートベルトを安全に使用するためにはジュニアシートが必要となります。
こんな方には1歳〜11歳頃までロングランで使用できるチャイルド・ジュニアシートがお薦め!
- 新生児〜1歳頃までのベビーシートを使っているかたは、2台目のチャイルドシートとして
- 上の子が4歳前に年齢が近い下の子が生まれるので、チャイルドシートが2台必要になったかたに
新生児〜1歳頃までのベビーシートの次に1歳から11歳まで使えるロングランなシートを選ぶ
新生児〜1歳までの間はお部屋の中で過ごすことが多いので、シートごとお部屋に運ぶことができたり、ベビーカーに搭載するなど多機能なベビーシートを選ぶのも便利だからですね。
そんなベビーシートを選んだかたが次に選ぶチャイルド・ジュニアシートとして1歳から11歳までロングランに使えるシートは最新です!
なぜ最新かというと、法律では6歳になればチャイルドシートは卒業なので新生児〜7歳頃まで使えるチャイルドシートがこれまでのロングラン製品。
それ以降(身長が140cmを過ぎる頃まで)は、ジュニアシートと言われるブースターシートにお子さまを座らせて車のシートベルトを利用するようになります。
歳の近いふたりめの赤ちゃんが生まれるのでチャイルドシートが二つ必要な時
新生児〜4歳頃まで利用できるチャイルドシートを使っているけど、歳の近い二人目の赤ちゃんが生まれるというかたは、2台のチャイルドシートが必要ですね。
そんな場合に、もう一台のチャイルドシートは1歳から11歳まで使えるロングランなシートを選ぶと便利です。
ふたりめの赤ちゃんを迎えてお兄さん・お姉さんになった上のお子さまに、11歳頃になるまで長く使えるチャイルドシートを新たに用意してあげると、上のお子さまの満足感が得られ「お兄さん・お姉さん」になった喜びを感じることでしょう。

仲良しの兄弟に育ってくれると嬉しいですよね
後部座席にチャイルドシートを2台乗せてお出かけできれば、長距離ドライブでもお子さまの不安定な姿勢を正しく保つことができ安心です。
まとめ
1歳から11歳頃までロングランで使用できるチャイルドシート
「コンビ セイブトレック」と「アップリカ フォームフィット」を比較してみました。
- 大きな違いはリクライニング機能
リクライニングさせるとアップリカ フォームフィットは座席が前に動いてお子さまの下腹部がゆったり座れるムービングシートになっている点です
お子さまを連れてのドライブでは、お子さまが途中で眠ってしまって姿勢が崩れてしまうと安心して運転ができません。お子さまの成長・体の大きさに合わせて使用できるロングランなチャイルド・ジュニアシートは、安全なドライブに欠かせないものだと思いました。
コメント